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入船鋼材と酸洗鋼板

入船鋼材と酸洗鋼板

酸洗鋼板のパイオニア 入船鋼材

1960年代まだ日本が高度成長期に入る以前、酸洗鋼板はあくまでも製造工程の中間品という位置付であり、製品として市場に出回ることはほとんどありませんでした。

酸洗鋼板とは

酸洗鋼板とは

熱延鋼板を塩酸に浸して酸化被膜を化学的に取り除いた肌のきれいな鋼板。
熱延鋼板と比較して加工性に優れており、冷延鋼板より廉価である。
当時は冷延鋼板を製造する前工程段階の中間過程品と認知されており、製品として市場に流通することはほとんどなかった。

そんな時代に、当社の創業者市野壽一はいち早く酸洗鋼板の製品としての市場性に気が付きました。鉄鋼メーカーの工場で発生する二級品、オーバーロール等とともに酸洗鋼板の仕入れを開始しました。当初はマーケット認知度の不足から販売に苦労したものの、その加工性の良さを丁寧にプレス工場や板金工場に説明して回り、少しずつ市場を開拓していきました。

1965年に日本鋼管の福山製鉄所で試作段階の大量の酸洗コイルの二級品(約2,000t)が発生したことがあり、当社がそれをすべて引き取り完売しました。

それを契機に当社は主力取扱商品を酸洗鋼板にシフトさせ、1960年代後半には日本鋼管で製造する酸洗鋼板の大半を取り扱う酸洗鋼板専門販売特約店となりました。

酸洗鋼板はやがて自動車の部材、電機、建設の分野などその用途が大きく広がりました。酸洗鋼板を製品としてマーケットに認知させ広く販路を拡大していったことから、当社は「酸洗の入船」、「酸洗鋼板販売のパイオニア」として業界に認知されることになりました。

酸洗鋼板の利点

  • 1プレス加工性が良い

    酸化被膜が無く、塗油されているため、プレス加工機への負担が軽減されます。

  • 2溶接がしやすい

    溶接の妨げとなる酸化被膜が予め除去されているので、溶接作業が容易で、きれいに仕上がります。

  • 3塗装性に優れている

    酸化被膜は塗装に剥離を起こします。酸洗鋼板は下処理なしで、密着性の高い塗装を実現します。

  • 4板金加工の前処理軽減

    鍍金処理における酸洗工程が不要になり、作業が著しく軽減されます。

酸洗鋼板の主要取扱い品目

規格
SPHC-P、SS400-P、SAPH400-P、SAPH440-P、各種高張力規格
板厚
1.2~12.0

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